桃の種類、どう分けるべきなのか実は悩んでいます。
正確なのか容姿なのか・・・とこれは人間の桃ちゃんの話ですね。
そうではなくて、食べる桃の種類分けですね。
大きく分けると、
白桃系、ネクタリン系、黄桃系でしょうか。
それぞれ交配して新しい品種もありますし、全部を紹介仕切れないです。
そういうわけで、食べるときの感想で分けてみようかと思います。
甘い桃
甘い桃というと、香りがすごく良くて、かぷっと食べたら口の中に桃の香りと甘さが広がる。
そんなステキな桃は食べていて幸せになりますね。
さて、この甘さですが、基本的には晩成タイプの桃の方が甘みが強いです。これはやはり夏の間に光を浴びて栄養がたくさんある方が甘いということでしょうか?
早生タイプは、やはり少しさっぱりすっきりの味が多いです。気候の問題もあるかと思いますね。
でもこれって寿司の食べ方やコースと同じ様な感じです。
最初はあっさりを行って、最後に食べるのはこってり。みたいな。
何か普遍率でもあるんでしょうか?(笑)
食感を楽しむ桃
食感を楽しむ。
これは人それぞれで、良い食感が違います。
例えば、柔らかくて、口に含むととろけるような食感が良いという人。
かりっと歯応えを楽しむことが出来る食感が良いという人。
これらの人によって桃の評価も違います。
基本的には東は固め、西は柔らかめと言われていますが、
現在普通の桃といえば柔らかいのが主流の様な気がします。
(海外では固いのが主流のようですが)
柔らかい桃でも、きめ細やかでとろける食感と、ぷりっとしている食感。
又違います。
固いというのもカリカリとサクサクでは違いますね。
好みによって選ぶ桃も変わってくるでしょう。
柔らかいと言えばやはり清水白桃などを中心としたあら川の桃や岡山の桃。
固い桃は長野や福島でしょうか?
品種の場合もあるし、食べる時期でも違います。
桃は、キウイや洋梨の様に、追熟(木からもいでから熟して甘くなる)はしません。
木でもいだ瞬間の甘さがほぼ同じ状態で続きます。
ただ、柔らかさは変わりますから、そういう意味では時期で味が変わるのもあります。
また固い品種もあります。ネクタリン系は歯応えを楽しむタイプでしょう。
そして、甘酸っぱさはネクタリン系の特徴です。白桃は酸っぱさはあまり言われませんしね(実は酸味もありますが、甘み月良く桃の味になりますね)
香りを楽しむ桃
香りの良い桃というと、やはり清水白桃を考えます。
日川白鳳、白鳳、清水白桃、川中島白桃、スイートビーナス、黄桃などを比べてみると、
香りはダントツで清水白桃でした。
白桃でも白い桃で、きめ細かさもやっぱりピカイチです。和歌山の桃で比べましたが、
他の地域にはもっと香りの良い桃があるかもしれませんので、暫定王者ということで。